高級クラブでも超重要!志望動機について

高級クラブでも超重要!志望動機について

高級クラブで働く上で志望動機が重要になる理由

高級クラブで働くには優れた容姿やスラリと見えるスタイルなど、外見の美しさや可愛らしさが必要です。
同時に社会的に地位の高い方などを多数相手にしなければならないため、「知性や教養、機転」など人間としての魅力も備わっていなければなりません。

そこでルックス、知性や機転、教養のレベルをチェックするために面接が行われています。
高級クラブの面接では、「なぜこのお店を選んだのですか?」ということを必ず聞かれます。

どんなお店の面接でもそうです。
そこで出た志望動機の内容によって、人間性やコミュニケーション能力、知力をある程度判断しています。
「たかが志望動機、適当に答えればいい」と短絡的に考え、「ブランド品を買うお金が欲しいから」の一言ではぶっきらぼうです。
知性の欠片すら感じられません。

高級クラブでは志望動機もしっかりチェックされています。
世の中には綺麗な女性はたくさんいますので、面接官をガッカリさせるような回答では不採用になる可能性が高いです。
他の志望者と差別化して強い印象を与えるためにも、面接の前に志望動機をきちんと考えておきましょう。

志望動機に対する答えから見えてくるもの

志望動機に対する答えから、一体どんなことが見えてくるのでしょうか?

  • 話の筋がきちんと通っているか(理論的思考)
  • 業界のことをある程度調査してどんなことをしたいのか(調査力・分析力)
  • 面白い話ができるかどうか、話を面白く聞かせることができるか(ユーモアのセンス)

などが分かります。
では、志望動機についてさらに詳しく見ていきましょう。

論理的思考力

銀座の高級クラブで働きたい女性の主な志望動機は、「生活費やブランド品を購入するお金が欲しい」が多いです。
実際に入店後、働いているホステスと話をしたら「この業界に入ったのはお金が欲しかったから」という方が多く、私もその動機には共感できました。

ただ、だからといってストレートな物言いで「お金が欲しいから」だけでは露骨すぎますし、他の志望者と差別化できません。
そこで「志望理由は経済的な理由です」と結論を伝え、なぜお金が必要なのかを面接官にある程度具体的に話すと理解してもらいやすいです。
例えば生活費が足りないからお金が欲しいのであれば、なぜ生活費が足りない状況になっているのか、そのためにどのような解決を試みたのかなど、状況を簡潔にわかりやすく説明します。

そうすることによって「この女性は理論的な話ができる頭の良い子」と思われるのです。
このとき「彼氏にお金を貸したら返してくれなくて金欠になったんです。
もー、本気でむかつく!」など、感情を剥きだしにするのは大きなマイナス。

お店で「この人最低!」など感情的に怒鳴るホステスはお客様を傷つけるため、面接で怒りや悲しみをストレートに表現する方は高確率で不採用になります。
気をつけてください。

分析力

水商売未経験者が面接に来るケースはかなり多いです。
高級クラブでも未経験の女性が面接を受けるのは日常的になっています。

ただ「業界のこと、なにも知りません」と答えるよりも、今はネットもありますし、「ある程度調べました」と伝える方が印象が良くなります。
調査力に加えてやる気があると判断されますからね。
面接を受ける前にお店のHPや口コミをきっちり調査してすることはとても大切です!

  • 「とてもスッキリしたHPでお店のことが分かりやすかったですし、店内も綺麗でした。」
  • 「従業員の方が毎日徹底的に掃除をされているのはすぐにわかりました。」
  • 「福利厚生などもしっかりしていましたし、お客様の口コミも良かったので、安心して応募しました。」

など、お店のHPからどんなことを分析したかをアピールすると説得力が増します。

ユーモアのセンス

実は面接中に面接官からこんな質問をされました。

うちの店は綺麗なホステスしかいません。
失礼ですがあなたは目も細めだし華がない。
正直うちのお店では埋もれてしまうと思いますが、どう感じますか?

かなり意地悪な質問です。
ルックスをいじられているわけですから。
感情的な女性だと「じゃあ不採用にしてください!」と激高するかもしれません。
このとき私はこう言いました。

ではぜひ採用してください。
華のないホステスによって美形ホステスがより美しく見えます。
引き立て役としてぜひ入店させてください

なぜあんなことを言ったのか今となってはよくわかりません。
ただ、面接官(チーフマネージャー)が「そうか、そうですか」と笑ったのが印象的でした。
隣にいたママも微笑んでいて、場の空気は和やかになったのを覚えています。
面接が終わり帰宅しようとしたとき「あなたを採用します」と聞かされ一瞬ビックリしましたが、あの意地悪な質問は私の反応を見るためのものだったのだと気がつきました。
ユーモアを交えて返事をしたのが良かったようです。

まとめ

「たかが面接・たかが志望動機」と思うかもしれませんが、毎日たくさんの女性が面接を受ける高級クラブでは、受け答えの内容がとても大事になります。
できるだけ感情的にならず明るくハキハキ、ときにはユーモアを交えて理論的に対応するのが採用への鍵です。
どのようなことを聞かれるのかリサーチをして、しっかり準備して面接に臨んでくださいね。