できるホステスの接客術|高級クラブで目指せNo.1!

できるホステスの接客術|高級クラブで目指せNo.1!

高級クラブで成功するための接客術

これは高級クラブだけではなく水商売一般にいえますが、お店ではお客様が主役。
お客様が気持ち良くお酒を飲み、楽しい時間が過ごせるように配慮しなければなりません。
そのためにはどのような接客が必要なのでしょうか?

お客様に心地良い時間を過ごして頂くためには、お客様を立ててホステスは黒子役に徹する必要があります。
ホステスは出しゃばってはいけません。
高級クラブで成功するための接客術をまとめていますので、どうか参考にしてください。

お客様が話しているときは『聞き』に徹する

これはどんな人にも共通することですが、気持ち良く話をしているのに急に話の腰を折られるのは嫌なものです。
例えばお客様がハワイに旅行に行ったときのエピソードを披露しているとします。
その時に無理やり横から入ってきて、「私もハワイに行ったことがありますよ。
ハナウマ湾って知ってます?穴場の観光スポットです。
海の美しさといったら、言葉になりませんでした」など、ホステスの自慢話を延々繰り広げるようではダメです。

ホステスは基本的に聞きの姿勢に徹しなければなりません。
「ホノルルのカフェカイラでオリジナルパンケーキを食べたよ。
あれは美味しかったな」とお客様が言えば、「そのお店、わざわざハワイまでいかなくても表参道にあるんですけど…」などの本音は隠します。

そして「素敵!有名なお店ですよね?私、そのお店のパンケーキ食べたことがないんです。
どんなお味でした?」と、お客様が話やすいようにちょっとオーバーに驚いたり褒めるのは当然です。
どんなにつまらない話であっても、興味深く頷きながら「流石ですね・素晴らしいです・面白いです」など、お客様が喜ぶような言葉でお相手する必要があります。
間違っても「くだらない話はやめて」など、本音をさらけ出してはいけません。

ホステスにはチームワークも求められる

クラブはキャバクラとは違い、複数のホステスがチームプレーで接客しています。
大事なお客様になるとママを筆頭にチーママや係のホステス、店内でも特に綺麗なヘルプのホステスが顧客をずらりと取り囲み、さながらハーレム状態に。
お客様もこの状態には大変満足なようです。

キャバクラでは一人のお客様を複数のキャバ嬢で取り合うこともあるようですが、クラブは「係制」なので、お客様の担当ホステスはそのホステスが退店しない限りずっと変わりません。
永久指名制とも呼ばれ、キャバクラとは違うシステムで接客しています。

この係制があるため、一人の顧客を複数のホステスで奪い合う醜い争いには発展せず、ホステス同士にこやかに接客ができるのです。
チームプレーが大事なので、一人だけ目立ちたいホステスや個性の強いホステスは、場の雰囲気が乱れてしまうので要注意。
クラブでは何よりもチームワーク、協調性が求められます。

言葉遣いには細心の注意を払う

高級クラブに来店されるのは、富裕層の方が多いです。
富裕層ともなると、普段付き合う人たちはやはり社会的ステータスの高い人たちばかり。
知識や教養はもちろん、言葉遣いや立ち居振る舞いなどマナーもしっかりしています。
そんなハイレベルな方々を相手に商売をしようとすれば、当然ですがホステスにもそれ相応のマナーが求められます。

もちろん言葉遣いも重要です。
お客様に対して使う言葉は基本的に尊敬語、ホステスが自分のことをいうなら謙譲語を使うのは常識。
正しい言葉遣いができないホステスは仕事になりませんし、顧客からのクレームにつながる可能性もあります。

お客様のなかには、「フランクにいこうよ」と堅苦しい言葉遣いを嫌がる方もいます。
そんなときは臨機応変に対応しなければなりません。
言葉遣い一つでホステスの知性や教養がわかってしまいますので、細心の注意を払って対応するのが大切です。