高級クラブの面接に落ちてしまった人へ
私の入店した高級クラブでの話ですが、採用される割合は約1~2割だったそうです。
つまり合格率は10~20%、難関といわれる司法試験の合格率25%より低いのですから驚きます。
もちろんお店によっても違いはあるでしょうが、合格するのはそう簡単なことではありません。
ですから、高級クラブの面接に落ちてしまったからといって落ちこむ必要はないのです。
そもそも合格する方が少ないのです。
ただずっと落ちこんだままでは精神衛生上よくありませんので、スイパラでも行ってスイーツをドカ食いしましょう!!
気分転換をしてしっかり原因と対策を考えるのが一番です。
まずは落とされてしまった理由を考える
失敗を失敗のまま終わらせないために、まず不採用になった理由を考えてメモ帳やスマホなどにまとめておくのがおすすめです。
失敗した原因と向きあうことで対策を練れば、次の面接で合格を勝ちとれる可能性も高くなります。
もちろん失敗した原因と真正面から向きあうのは大変な作業です。
しかし、この程度のことでへこたれるガラスのハートの持ち主では、高級クラブでの仕事についていけません。
ここは冷静になり、しっかり原因を見つけて対策していきましょう。
① シフトの日数や給料面が原因だった人
銀座の高級クラブといってもその運営方針はさまざまです。
お店のなかには「最低でも週3日、オープンからラストまで勤務してくれる女の子でないと採用しません」と明言しているところもあります。
女の子の数が少ないため、できるだけ勤務時間を長めにとってくれる子を優先的に採用するお店もあるのです。
そんなお店で「週1回、終電上がりでしか勤務できません」と言えば、不採用になるのは当然。
シフトの日数や勤務時間が原因だった方は、できるだけシフトや勤務時間を増やせるように努力しましょう。
または、勤務日数が少なくても良いと納得してくれるお店を探すのが解決策になります。
給与面が原因だった方も同じです。
「私は時給5,000円をお願いしたけれどダメだった」と原因がわかっている場合、他のお店ではその時給で採用してもらえるかもしれません。
根気強く他の店舗をあたってみましょう。
② 受け答えや経験年数が原因だった人
面接時の受け答えがいい加減だった方は、面接官が目の前にいることを想定して何度も繰りかえし練習する以外にありません。
失礼な言葉遣いや行動をとらないように、できれば友達や知人にチェックしてもらいましょう。
経験年数が足りなくて不採用になった場合は、採用されやすいキャバクラなどで2~3年経験を積むと有利になります。
お店によっては「即戦力になるホステス以外はお断り」と、未経験者をシャットアウトするお店もあるので、どうしてもこのお店じゃなきゃダメな場合は他店で経験を積むのが一番です。
もし特定のお店にこだわりがなければ、未経験者歓迎のお店を狙って面接を受ける方法もありますよ。
どうするのがベストなのかは、じっくり考えて判断してください。
③ 服装などの身なりが原因だった人
高級クラブの面接にラフすぎるTシャツやジーンズや奇抜な服装で臨むと、「個性的すぎる子はお店での扱いが難しそう」などの理由で不合格になる可能性がかなり高くなります。
不採用になった場合、当日の服装をよく振りかえってみてください。
個性の強い服やラフな格好で面接を受けた、髪型がだらしなかった、メイクがいい加減だったなどの心当たりがあれば、次回の面接でワンピースやヘプラムドレスを着用して面接を受けましょう。
もちろんメイクや髪型も手抜きなく。
髪をセットするのが苦手な方は、当日美容室でセットしてもらうのも対策法です。
④ 容姿やスタイルが原因だった人
高級クラブはモデルや女優並みの、レベルの高い容姿の女性を求めています。
容姿やスタイルで不採用になった場合は、本当に残念なのですが潔くあきらめた方が良いです。
中には顔のお直しをしてまで合格したいという方もいるかもしれませんし、ダイエットをすればなんとかなる!と思う方もいるかもしれませんね。
やる気とお金と時間があれば挑戦するのも良いでしょう。
けれど外見を手直ししたりダイエットしたとしても、100%合格するかその保証はどこにもありません。
個人的には、容姿やスタイルが高級クラブほど重視されないガールズバーやキャバクラで働くのが良い思います。
収入を得たい場合はなおさら、すぐに働けるお店を選んだ方が現実的だと思いませんか?
クラブにこだわりがなければ目標を切りかえるのが一番です。
キャバクラやガールズバーで働くなら、ナイトワーク専門の求人サイトを使って活動するのが便利で効率的。
求人情報が豊富なので、働きたいエリアや希望時給、希望する条件から素早く検索できますよ。
キャバクラやガールズバーで勤務すれば勤務経験としてカウントできるので、他のお店に移店するときも経験者は有利です。